僕は学生時代、5教科の中でダントツで国語が苦手でした。
そんな僕ですから、いまだに読むのはそんなに早い方ではないし、
集中力も続かないこともあります。
正直、月に30冊とか100冊とか読んでいる訳でもないし、いわゆる速読もできません。
せいぜい月に5〜10冊程度です。
なので、今回の記事は読書は得意だよっていう人には物足らない内容かもしれないし、
逆に、更にたくさん読むための少しのステップアップにつなげていただけるかもしれません。
![f:id:kzbz:20210102194020p:plain](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/k/kzbz/20210102/20210102194020.png)
そんな読書中級者ぐらいの僕が実践している本の読み方を解説していきます。
最近ではYouTubeや書籍などで読書術的な解説を見かけることが多いですが、
かなりシンプルにまとめてみましたので参考になれば幸いです。
また本を読むという行為は最初から最後まで読破しなければならないという概念を捨ててください。
この概念が本を読めない人にとって最大の敵になり得るからです。
一部でもいいんです。
かいつまんで読んでいきましょう。
読みたいと思う本を見つける
![f:id:kzbz:20210102222957j:plain](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/k/kzbz/20210102/20210102222957.jpg)
もうこれは言うまでもなく第一歩なんですが、
大げさに表現しちゃうと
本の選び方=人生の選択
っていう感じです。
現代社会は情報過多にも関わらず、有益な情報=価値となっています。
しかも受け身で情報を得ているとメディアの思うツボです。
自分から積極的に情報を取りに行くと、興味の湧く内容が変わってくるはずです。
少しずつでいいので、本当に取りに行かなくてはいけない情報を見極められる訓練をしていきましょう。
そして、読みたい本を見つけましょう。
でも、くどくなりますが、そんな手順を踏むことにこだわらずにまず書籍を手に取りましょう。
Amazonのオススメでもいいし、書店に平積みされているものでもいいのでまずは動きましょう。
YouTubeで要約を観る
読みたい本が決まったら、最初にやることはYouTubeです。
まず本の概要を他力でざっくり把握することから始めましょう。
『ざっくり把握』こそ本を読むときの一番のポイントだからです。
ベストセラーならほぼ確実にその本を要約してくれている動画があります。
それをなるべく複数のチャンネル観てください。
一つのチャンネルじゃダメなの?と思うかもしれませんが、一つだけだと偏るのでなるべくいろいろ観ることをオススメします。
1.5〜2倍速で観れば30分ぐらいで2〜3本観れちゃいます。
詳しいYouTubeの活用法は下にリンク貼っておくので読んでもらえるとより深くわかると思います。
この記事の中では、忙しい人はYouTubeで勉強すること一択と断言してるので、少し矛盾しますが、寛大な解釈をよろしくお願いします。
購入
![f:id:kzbz:20210102222630j:plain](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/k/kzbz/20210102/20210102222630.jpg)
そしてようやく購入です。
僕は必ずYouTubeで概要をつかんだ後に購入します。
意外と読みたい内容とその本の内容がずれていることも多いからです。
購入する場所は書店でもAmazonでもどこでもいいと思います。
目次を熟読
購入したら一番最初にすることは目次をちゃんと読むことです。
先ほども述べたように本の概要をざっくり把握することが一番大事です。
目次は本の全体的な地図の役割をしてくれています。
駅の構内地図や案内板なしに初見で新宿駅を歩いているようなもんです。
絶対迷います。
目次で本の概要をざっくり把握することをしましょう。
まえがき
目次の次に読むのはまえがきです。
これも本の概要をざっくり把握することが目的です。
あとがき
次に読むのはあとがきです。
もちろんこれも本の概要をざっくり把握することが目的です。
まえがき、あとがきは著者の素の部分が見えるような気がして楽しいですよ。
拾って読む
![f:id:kzbz:20210102222749j:plain](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/k/kzbz/20210102/20210102222749.jpg)
そしてようやく中身を読んでいきましょう。
もちろん一語一句漏らすことなく最初から最後まで読んでもいいんですが、
今までを思い出してみてください。
このやり方で何回挫折してきましたか?
何回いつの間にか読むことを止め、自宅の本棚に眠らせてきましたか?
内容を読んでいくときにはフォトリーディングとまではいきませんが、
パラパラと何回か太字の箇所だけでもいいので眺めるレベルで見ていきましょう。
こうすることで本の概要はだいたい掴めているはずです。
あとは、気になる箇所や章だけ拾って読み込みます。
最初に3章から読んでもいいんです。
最後の方から読んでもいいんです。
せっかく買った本です。
どんどん効率よく使ってあげましょう。
本自体にメモっちゃう
![f:id:kzbz:20210102222411j:plain](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/k/kzbz/20210102/20210102222411.jpg)
そして最後に。
なかなかこれをやっている人は少ないと思いますし、僕も以前はやってませんでした。
読んだところで思ったことは本に書いちゃう。
これが一番頭に入ります。
『アウトプットすることが一番のインプット』とよく言われますが、
本を読む=インプット
メモる=アウトプット
読みながら本に書いちゃうと理解度がまるで違います。
本なんて売っても数十円にしかなりません。
人気漫画の方がよっぽど高く売れます。
ブックオフで売れなくなっちゃうとか考えずに書いちゃった方がコスパいいんです。
本を買った理由は勉強のためですよね?
売る為じゃないんです。
最大限に勉強できるために、最大限に本を活用しましょう。
コメント